ベンゾジアゼピン

ベンゾジアゼピンの正しい知識

・処方薬による薬物依存への入り口
・欧米では、その副作用の酷さから淘汰された薬品
・睡眠障害には2週間が限度。耐性形成、依存形成の為。
・多くのベンゾ系の薬があるが、基本的には同じ薬
・ベンゾ系薬品による睡眠は、鎮静させるだけで、本来の睡眠とは質が違う


その他のベンゾジアゼピンの正しい知識は、wikipediaを参照ください。
ベンゾジアゼピン
ベンゾジアゼピン離脱症候群
 ベンゾジアゼピン関連のwikipediaは、最近更新されました。英語版の翻訳ですが、ほぼ正確に記述されています。この薬の性質の悪さが理解できるでしょう。
 ここでは、wikipediaに書かれていない情報を書きます。
 基本的に、ベンゾジアゼピンの薬は、同じメカニズムで薬効を示します。
 良くある処方で、短時間と長時間のベンゾジアゼピンの薬を組み合わせていますが、当然同一CYPですから、用量オーバーとなります。
 ベンゾジアゼピン系の薬は、バルビツール系の薬とも親戚関係です。同じGABA受容体に作用する薬ですから、併用は危険です。
 欧米では、バルビツレート→ベンゾジアゼピン→SSRIと処方が切り替わってきました。
 バルビツレートの依存が問題となり、ベンゾジアゼピンに切り替わり、 ベンゾジアゼピンの依存・離脱症状が問題となり、SSRIに切り替わり、 今、SSRIが問題になっていると云う事です。
 英国では、ベンゾジアゼピンに対して1万2000件の訴訟が起きました。
 一方、この日本は、世界一のベンゾジアゼピン大国です。このベンゾジアゼピンの濫用をしったデビット・ヒーリー氏は、「日本人は、ベンゾジアゼピンの耐性を持っているのか?」と驚いたそうです。
 日本人は、ベンゾジアゼピンの耐性を持っている!?
 もちろん、そんなことはありません。この事実は、この日本では、副作用報告制度や、自律機能が働いていないことを示しています。
 ベンゾジアゼピンやバルビツレートでもたらされる眠りは、気絶です。本当の眠りではありません。


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